経済産業省(METI)/財団法人 日本情報処理開発協会(JIPDEC) 後援:文部科学省 NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
セキュリティキャンプ2007参加無料 みんなで学んでみんなで守る!
セキュリティキャンプ2007講義課目 解析 コース

現在、ITの普及に伴い情報セキュリティはなくてはならないものになりました。しかし、情報漏えいに代表される情報セキュリティ事件・事故は後を絶ちません。
そのため、企業等において予防措置の実施は勿論、インシデントの発生を想定した体制作りが必須と言えます。現状、こうしたインシデントレスポンスについての考え方は周知されつつあるものの、実際にインシデントに対応するセキュリティ専門家の育成は十分とは言えません。

そこで、解析コースではインシデントレスポンスに際してセキュリティ専門家に求められるパケット解析、ディスク解析、バイナリ解析の3つの技術的要素にフォーカスして取り扱います。

パケット解析では、通信のログからネットワーク上で発生した事象を把握する方法について説明します。
ディスク解析では、侵害された可能性のあるサーバのディスクを解析し、侵入の痕跡を発見する方法について説明します。
バイナリ解析では、発見された不審なプログラムの実態を把握する方法について説明します。

解析 コース 講座内容詳細

パケット解析                  4h  渡辺講師
インシデントレスポンスやネットワーク監視、管理作業、また侵入検知において基本となる、通信内容(パケット)を直接覗いてネットワークの振る舞いを知るパケット解析技術について、実際にパケット解析作業の演習を行い、必要とされる知識と技術を身につける。


ハードディスク解析            5.5h   伊原講師
ディスク解析では、侵害された可能性のあるサーバのハードディスクに残された不正アクセス者のデジタル痕跡(足跡)を調べることで、どのような追跡や調査が可能になるのか、ファイルシステムの基本的な動作から、ハードディスクに書き込まれたデータ内容を直接調べる方法などについて扱います。

マルウェア(バイナリ解析)        5.5h   村上講師
マルウェアという単語を耳にしてなにを想像するだろう?
「怪しい動作を行う不正なプログラム」と言ったところではないだろうか。
本講座ではマルウェアの分析手法を解説し、実際に分析を行うことで、マルウェアを正確に理解するための技術と視点を養うことを目的とする。





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