経済産業省(METI)/財団法人 日本情報処理開発協会(JIPDEC) 後援:文部科学省 NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
セキュリティキャンプ2007参加無料 みんなで学んでみんなで守る!
セキュリティキャンプ2007講義課目 サーバーコース

サーバコースでは、ITシステムにおけるサーバの役割とセキュリティの関係を理解することに重点を置いて学習します。
そのために、技術的にセキュアに構築・運営する上で知っておきたい事柄として近年の技術的なトレンドであるセキュアOSと仮想マシンについて学びます。

また、災害対策(DR)やビジネス継続計画(BCP)から、システムの可用性の重要性を理解することも重要です。

数々のサービスを支えるインフラとしてのサーバ構築に必要な構築方法を実践的に学べる上に、修了後も継続的に学習していくためのバックグラウンドになる理論や法的な知識まで、数々の実習により学べるコースです。


サーバコース講座内容詳細

セキュアOSの仕組みを理解して体験してみよう    4h 田口講師
現在発見されている不正アクセス手法やマルウェアなどは、OSのroot権限を奪取して動作することが前提条件となっているものがほとんどです。
一度でもroot権限が奪取されてしまったら、全ての情報が漏洩することも覚悟しなければなりません。
今後もソフトウェアの脆弱性が全くなくなることはないと考えられるので、これからは万が一、被害を受けたとしてもシステムに与える影響を最小限に抑えることができるセキュアOSの仕組みが必要とされています。
セキュアOSを導入した場合としない場合を比較して、セキュリティ強度の高さを実際に体験してみましょう。
セキュアサーバの構築、運用管理           5.5h 根津講師
サーバをセキュアに構築するには、管理者として利用者との調停や、法律や常識との調整などの「ソフトウェア」的な側面と、実際に構築するスキルとバックグラウンドとなる理論が重要になります。本講習ではこれらの一端をみなさんに実感してもらえるように工夫されています。
災害復旧(DR)と事業継続計画(BCP)          2h 岡田講師
システムが人災、自然災害にあっても最低限の障害でとどめ、可能な限り短期間で再開させ、あらゆるリスクから企業を守るための戦略をどう考えるか。実装技術はさまざまに変化しますが、それらを読み解くための、セキュリティ原則論の関係をディスカッションを交えて学びます。
仮想マシン~その原理と実装を体験する~     3.5h 宮本講師
仮想マシンといえば、最近ホットな話題の1つですが、実は古くて新しい技術という面も持っています。本講義では、仮想マシンの構成方式や利点と欠点、そして実際に仮想マシンの実装を用いたコンピュータ環境の展開例について、実習を交えながらお話ししていきます。

閉じる
Copyright(c)2007.Japan Information Processing Development Corporation.All Rights Reserved.