セキュリティ・キャンプ2025ミニ(広島開催)

専門講座

公開講座

専門講座

専門講座 開催概要

セキュリティ・キャンプ2025ミニ(広島開催) は10月6日(月)まで応募期間を延長します。
応募課題は任意回答になりました。

セキュリティ・キャンプ2025ミニ(広島開催)専門講座 パンフレット

名 称 セキュリティ・キャンプ2025ミニ(広島開催)専門講座
日 程

2025年10月25日(土)9:00(受付開始8:40)~16:30

場 所

広島市立大学サテライトキャンパス セミナールーム1
〒730-0051 広島市中区大手町四丁目1番1号 大手町平和ビル9階
アクセス

定 員

20名 選考あり

参加資格

日本国内に居住する、2026年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童

主 催

広島インターネットビジネスソサイエティ(HiBiS)、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

共 催

広島県警察本部、広島市立大学

後 援

広島県、経済産業省中国経済産業局、県立広島大学、中国新聞社、
広島県インターネット・セキュリティ対策推進協議会(HISEC)

費 用

無料。ただし会場までの交通費は自己負担でお願いいたします。


専門講座 プログラム

10月25日(土) 9:00~16:30(受付開始 8:40~)
8:40

受付開始

9:00
(20分)

『オープニング』『セキュリティ・キャンプ紹介』
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 ステアリングコミッティ

9:20
(30分)

『サイバーセキュリティと職業倫理』
 山中 浩世 氏 広島県警察本部 生活安全部 サイバー犯罪対策課

将来、サイバーセキュリティ分野で活躍が期待される皆さんは、技術力に加えて、高い職業倫理も求められます。そこで、サイバー関連法について学ぶとともに、過去のサイバー犯罪の事例を紹介しながら、皆さんと職業倫理について考えていきます。

9:50
(10分)
休憩
10:00
(150分)

『現代の暗号化通信を支えるTLSプロトコルの仕組みを学ぼう』
 石田 優希 氏 立命館大学大学院 情報理工学研究科 修士1年 サイバーセキュリティ研究室

現代のほとんどのWebサイトでは、HTTPSプロトコルを用いてアプリケーションのデータを送受信しています。このHTTPS通信の中核をなすのがTLS(Transport Layer Security)です。

TLSは、公開鍵暗号と共通鍵暗号、デジタル証明書などの技術を組み合わせることで、通信相手の認証と通信内容の暗号化を実現し、盗聴や改ざんといった攻撃から通信の安全性を確保しています。

本講義では、TLSハンドシェイクのプロセスを紐解きながら、TLSがどのように通信の安全性を担保しているのかについて学びます。また、中間者攻撃(MitM)のような代表的なサイバー攻撃を例に挙げ、TLSがそれらをどのように防いでいるのかを具体的に学びます。

12:30
(60分)
昼食休憩
13:30
(150分)

『設計・開発・テストにおけるセキュリティの実践と考え方を知ろう - ミニキャンプバージョン』 
 齋藤 徳秀 氏 GMO Flatt Security株式会社

プロダクトのセキュリティを担保するためには、できる限り開発工程の前段階でセキュリティリスクを発見することが大事であり、これを Shift-left と呼びます。そのようなプロダクト開発の潮流の中で、セキュリティを担保するために、広範な知識と多くの技術が要求されるようになりました。

本講義では、ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)をもとに、各工程でセキュリティをどのように担保すべきかについて、考え方や実践方法を学びます。それにより、DevSecOps に代表されるセキュアな開発工程を俯瞰的に理解し、エンジニアの総合的な力を身につけます。

また、技術的な能力を高めるだけではなく、脆弱性に起因するリスクを他人にわかりやすく説明するなどのいわゆるソフトスキルの向上も目指します。

本講義のゴールはプロダクトのセキュリティに関心を寄せるエンジニアとしての総合的な力を身につけることです。

16:00
(30分)
『クロージング』 アンケート記入等
16:30 解散

専門講座 募集要項

応募条件
  • 日本国内に居住する、2026年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童
  • 2025年10月25日時点で18歳未満の場合、本大会の参加について保護者の同意を得ていること(参加が決定した際に保護者の同意書を提出していただきます)
  • 応募者は、演習で使用する下記条件のPCを持参できること
  •  - Wi-Fiに接続可能なこと、開発環境等が動作するスペックのCPU、メモリ残量、HDDに20GB程度の空き容量があること
  • 応募者自身がキャンプにて使用するオンラインサービス、ソフトウェアを使用できること
  •  - Docker、VirtualBox、VMware等、仮想化ソフトウェアの簡単な操作が可能で、前出の仮想環境においてLinuxのコマンド操作が可能なこと
     - 参加決定後に指定のソフトウェアをインストールし、起動確認できること(詳細は参加決定後にご連絡します)
  • 今回の「セキュリティ・キャンプ2025ミニ(広島開催)専門講座」では、講義の録画、配信が行われる可能性があることをご承知いただけること
  • セキュリティまたは、プログラミングに関して、講習を受けられるだけの基礎知識と積極的に取り組む姿勢を持っていること
  • 別途定める「セキュリティ・キャンプ2025ミニ(広島開催)専門講座」実施規定を遵守できること
申込方法

下記の応募フォームからお申込みください。

応募フォーム

応募課題があります。
※申込内容に不備があった場合は、事務局より確認のご連絡をする場合がございます。
※申込された方には、申込受領のメールが自動送信されます。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。

申込締切

10月6日(月)16:00必着(16:00までに到着したものを有効とします)
※締切延長しました:9月22日(月)→10月6日(月)
再申し込みすることで選考課題を再提出できます。複数の申し込みがあった場合は最後の申込内容を有効とします。
応募課題は任意回答になりました。

参加者決定のお知らせ

審査の上、申し込みされた方全員に10月10日(金)までにメールまたは電話にて連絡します。

留意事項
  • 申込者多数の場合には、参加できないことがあります。参加者は、申込書の記入必要事項及び選考問題の回答内容を審査の上、中国地方の方を優先に選考します。
  • 会場までの往復の交通機関や宿泊施設は必要に応じてご自身で手配(費用自己負担)してください。
  • 参加が決定された方には、応募条件を満たすことを証明する書類(学生証のコピーや学校が発行する在籍証明書等)、参加誓約書(参加規程を遵守する旨の誓約)、倫理行動宣誓書、その他主催者が必要と定める書類を提出していただきます。
  • ミニキャンプ期間中には、マスコミ各社による取材活動が行われることがあります。また、取材された結果が氏名・学校・顔写真を含んだ受講時の様子を含めて各メディアに掲載されることがありますので、ミニキャンプに申し込みされる方はその旨事前にご了解ください。
  • ミニキャンプの講義の様子は、キャンプ事業の広報活動や技術啓発を目的として撮影、録音し、その内容を公開する場合があります。
  • 本事業の成果をはかることを目的として、ミニキャンプ参加後、参加者については参加者アンケートの提出を含めて、定期的にその後の活動状況についてフォローアップ調査(参加者は回答必須)させていただきます。参加を希望される方はその旨事前にご了解ください。
  • 開催当日において、息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合や、下痢の症状、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が数日続いてる場合は、現地での参加を取りやめていただきます。
  • 受講およびイベント参加中は、20歳以上であっても、飲酒・喫煙を禁止します。
  • 「セキュリティ・キャンプ2025ミニ(広島開催)専門講座」に参加した方でも、セキュリティ・キャンプ全国大会や他のミニキャンプの応募は可能です。
お問合せ窓口 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会事務局
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1平河町森タワー 株式会社ラック内
Email info@security-camp.or.jp
TEL 03-6757-0196

専門講師プロフィール

山中 浩世
やまなか ひろよ

平成22年10月 広島県警察官拝命
令和 3年 4月 サイバー犯罪対策課勤務
昨年まで解析係に勤務し、パソコンやスマートフォンのデータ解析業務等に従事。
本年から官民連携推進係に勤務し、企業向けサイバーセキュリティ対策の講演等に従事。

石田 優希
いしだ ゆうき

立命館大学大学院 情報理工学研究科 サイバーセキュリティ研究室 所属
大学院で情報工学とサイバーセキュリティを専攻。PHPカンファレンスでの登壇やJANOGでの活動を通じて、技術コミュニティに積極的に関わっている。
●セキュリティ・キャンプ全国大会2023 修了
●SecHack365 2023 学習駆動コース 社会実装ゼミ 修了

齋藤 徳秀
さいとう のりひで

セキュリティエンジニア。2021年にGMO Flatt Security株式会社に新卒入社。
脆弱性診断業務に従事し、AWSやGCP等のパブリッククラウドを対象としたセキュリティ診断サービスの立ち上げ、パブリッククラウドと Web のセキュリティを中心にリサーチや講演、発信活動を行う。
社外での活動として、セキュリティ・キャンプ などの人材育成事業に従事。また、国内のクラウドセキュリティコミュニティである Security JAWS での講演やワークショップ開催や CloudSec JP の立ち上げ、各所で講演活動を行う。2025 年に AWS Community builder のセキュリティカテゴリに選出。



公開講座

公開講座 開催概要

セキュリティ・キャンプ2025ミニ(広島開催)公開講座 パンフレット

名 称 セキュリティ・キャンプ2025ミニ(広島開催)公開講座
日 程

2025年10月24日(金)13:00~17:40(受付開始 12:30)

配信方式

ハイブリッド開催
オンライン配信、現地参加が選択可能です

会場
広島市立大学サテライトキャンパス
〒730-0051 広島市中区大手町四丁目1番1号 大手町平和ビル9階
アクセス

定 員

現地 50名、オンライン 200名

参加資格

どなたでも参加できます(社会人、学生、教職員、保護者等)

主 催

広島インターネットビジネスソサイエティ(HiBiS)、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会

共 催

広島県警察本部、広島市立大学

後 援

広島県、経済産業省中国経済産業局、県立広島大学、中国新聞社、広島県インターネット・セキュリティ対策推進協議会(HISEC)、
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

費 用

無料

申込方法

こちらの応募フォームからお申し込みください。

※後日主催者よりオンライン入場方法をメールにてお知らせします。
※申込内容に不備があった場合は、事務局より確認のご連絡をする場合がございます。
※申し込みされた方には、申込受領のメールが自動送信されます。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。

申込締切

10月20日(月)17:00必着

お問合せ窓口

一般社団法人 広島県情報産業協会 HiBiS事務局「セキュリティ・キャンプ2025ミニ(広島開催)」担当
〒730-0052 広島市中区千田町3丁目7-47 広島情報プラザ2階  TEL 082-242-7408  E-mail jim@hia.or.jp


公開講座 プログラム

12:30 受付開始
13:00
(5分)

『開演挨拶』 相原 玲二氏 HiBiS協議会会長/国立大学法人広島大学・安田女子大学

13:05
(5分)

『講演紹介』 稲村 勝樹氏 公立大学法人広島市立大学

13:10
(30分)

<リテラシー系>『サイバー犯罪の現状と対策について』
 サイバー犯罪対策課員 広島県警察本部 生活安全部

サイバー犯罪の現状について、事例を交えて分かり易くお話します。

13:40
(60分)

<リテラシー系>『サイバー攻撃への実現可能な防御とは -その対策、間違っていませんか?-』
 森井昌克氏 神戸大学 名誉教授 特命教授

サイバー攻撃は標的を選ばない。対策を怠っている脆弱な企業すべてが狙われるだけである。中小企業の多くがその対策を理解しておらず、対策を怠っている。対策が出来ないのではなく、すべての企業にとって実現可能な対策は必ず存在する。それが想像、そして創造出来ないだけでなく、もとより理解が間違っているのである。

14:40
(10分)
休憩
14:50
(60分)

<リテラシー系>『生成AIとAIエージェントによるセキュリティ業務自動化について 』
 濱本常義氏 株式会社エネコム 情報システム事業本部 IT インテグレーション部

一昨年前より生成AIによる業務効率化が進んできておりますが、AIエージェントの登場によりより業務の自動化が進みつつあります。本公演では、実際のCSIRT業務を通じて最新の生成AIとAIエージェントを使った業務効率化と道半ばですが自動化の事例を紹介します。できるだけ汎用に使える形で紹介しようと思いますので、参考になれば幸いです。

15:50
(30分)

『セキュリティ・キャンプ紹介』
 齋藤 徳秀氏 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 地域連携グループ

IT化・DXが進んでいる昨今、社会を取り巻く脅威は多くの企業や業態において身近なものとなっています。そのような中で、社会的な課題として、情報セキュリティ人材の不足や情報セキュリティに関する知識の普及が急務となっています。本講演では、セキュリティ・キャンプ協議会が実施している、人材育成事業がこれら社会的課題に対してどのような効果をもたらすかについて、紹介していきます。

16:20
(10分)
休憩
16:30
(10分)

『HiBiSインターネットセキュリティ部会紹介』
 久保 康司氏 HiBiSインターネットセキュリティ部会 部会長

広島インターネットビジネスソサイティ(HiBiS)、およびインターネットセキュリティ部会の活動を紹介します。

16:40
(60分)

<リテラシー系>『証券口座乗っ取り事案は対岸の火事ではない』
 松本隆氏 株式会社ディー・エヌ・エー IT本部 セキュリティ部 サイバー アナリスト

わずか半年間で被害規模が6000億円を超える、前例のない規模の証券口座乗っ取り事案について、その巧妙な収益化の手口と、被害が急拡大した背景について確認しながら、本事案から我々が学ぶべきことについて解説します

17:50
(40分)

名刺交換会(現地参加者のみ) 現地参加者で名刺交換会(情報交換会)を行います。



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