セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2017(札幌)

開催概要

プログラム

募集要項

講師プロフィール

開催概要

セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2017(札幌) パンフレット

名 称 セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2017(札幌)
日 程

2017年11月11日(土)13:00(受付開始12:30)~ 2017年11月12日(日)16:00 (1泊2日)

場所

北海道大学情報基盤センター南館
〒060-0811 札幌市北区北11条西5丁目
アクセスマップhttp://www.iic.hokudai.ac.jp/iic_access.html

定 員

20名 選考あり

参加資格

日本国内に居住する、2018年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒

主 催

一般社団法人LOCAL、セキュリティ・キャンプ実施協議会、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

共 催

北海道大学情報基盤センターサイバーセキュリティセンター

後 援

北海道地域情報セキュリティ連絡会、北海道警察、経済産業省北海道経済産業局、総務省北海道総合通信局

協 力

北海道情報セキュリティ勉強会

費 用

無料。ただし会場までの交通費は自己負担でお願いいたします。
※24歳以下の学生・生徒を対象とした交通費支援制度があります。


プログラム

(1日目)11月11日 土曜日
12:30

受付開始

13:00
(20分)

『オープニング』佳山 こうせつ/セキュリティ・キャンプ実施協議会企画・実行委員 地域WG主査

13:20
(240分)

『ID連携と認証基礎』林 達也/セキュリティ・キャンプ講師

普段意識もしないようなレベルで使っている認証技術とその現代的な基礎であるID連携について、OAuthやOpenID Connect等プロトコルを中心にセキュリティの観点から学びます。
講義では、アイデンティティや認証・認可とその背景にある重要な概念に触れた後、ID & Passwordで認証してる時の問題点、そして実際にID連携を行う実習を行います

17:20
(60分)
夕食休憩(主催者側にて用意いたします)
18:20
(90分)

『セキュリティ技術と倫理』佐々木 祐伴/北海道警察サイバーセキュリティ対策本部 対策係長

昨今起きている若年層によるサイバー事犯を取り上げ、高度な技術に必要とされる倫理観とはいかなるものか。罪と罰、社会的責任のあり方について法律を交えて説明します。

19:50 1日目終了(宿泊ホテルへ)
(2日目)11月12日 日曜日
7:30~9:00

朝食~会場移動

9:00
(165分)

『バイナリ解析の基礎』井澤 賢輝/株式会社イエラエセキュリティ

この講義は、リバースエンジニアリングへの入門を扱います。まずLinux向け実行ファイルの解析について簡単な座学をして、次いでcrackmeを題材として参加者の皆さんに実際の解析作業をして頂きます。最後に、講師から解析したcrackmeの内容について解説をします。

11:45
(60分)
昼食休憩(主催者側にて用意いたします)
12:45
(165分)

『AVRマイコンで作るBadUSB工作(IoT演習)』竹迫 良範/高知工業高等専門学校 客員准教授

USBポートに挿すだけでキーボードの入力操作を自動化するハードウェア「BadUSB」を600円以内の材料で自作します。
USBの5V電圧で動作するAVRマイコンを使用して、PS/2キーボードから発生する電気信号をエミュレートするプログラムをC言語とアセンブラで作成し、USB入力装置のセキュリティ対策を考察します。

15:30
(30分)
『クロージング』 記念撮影等
16:00 終了(解散)

募集要項

参加条件
  • 日本国内に居住する、2018年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒(当日、学生証または年齢がわかるものをご提示いただきます)。
  • 団体行動のルールを守り、他の参加者と協調して参加できること。 
  • コンピュータサイエンスに関する基礎知識を持っていること。
  • 演習で使用する下記条件のPCを持参できること
    - HDDに20GB程度の空き容量があること
    - USBの空きポートがあること
    - Wi-Fiに接続可能なこと
    - 参加決定後に以下のソフトウェアをインストールし起動確認できること(詳細は参加決定後にご連絡します)。
  • 別途定める「セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2017」実施規定を遵守できること。
  • 参加時点で20歳未満の方は、参加について保護者の同意を得られること(参加決定時に保護者の同意書を提出していただきます)。 
申込方法

申込用紙に必要事項を記入の上、窓口までE-mailにてお申込ください。

セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2017・申込用紙(MS-Word)

セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2017・申込用紙(テキスト)

※申込用紙の記入事項に不備があった場合には、受領されない場合がありますので注意してください。
※メールで申込の際には、必ずタイトルを以下のとおりとし、申込用紙送信先のアドレス宛に送信してください。
タイトル:「セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2017 参加申込」
※申込された方には、窓口より「【申込受け付けました】セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2017 」というタイトルの確認メールを送信します。

申込窓口

セキュリティ・キャンプ実施協議会 ミニキャンプ in 北海道2017 申込窓口
Email:hokkaido@security-camp.org

申込締切

10月16日(月)17:00必着(17:00までに到着したものを有効とします)

参加者決定のお知らせ

厳正な審査の上、10月20日までにメールまたは電話にて連絡します。

留意事項
  • 申込者多数の場合には、参加できないことがあります。の参加者は、申込書の質問事項回答内容を審査の上、北海道地方の方を優先に選考します。
  • 会場までの往復の交通機関や宿泊施設は必要に応じてご自身で手配(費用自己負担)してください(11月11日の宿泊はセキュリティ・キャンプ実施協議会が負担します)。
  • ※学生交通費支援について
    セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2017では、遠隔地から参加される学生の皆様に「一般社団法人LOCAL 学生交通費支援制度」を利用して交通費の支援を行います。交通費申請の金額に応じて全額出ないことがあります。支援可能な条件、上限金額、注意事項等については Local 学生交通費支援制度 Web ページ をご参照ください。
  • 参加が決定された方には、「セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2017」実施規定を遵守する旨の誓約書を提出していただきます。また、事前学習課題に取り組んでいただきます。
  • ミニキャンプ期間中には、マスコミ各社による取材活動が行われることがあります。また、取材された結果が氏名・学校・顔写真を含んだ受講時の様子を含めて各メディアに掲載されることがありますので、ミニキャンプに申込される方はその旨事前にご了解ください。
  • ミニキャンプ開催後には、主催者ホームページにて「セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2017」の開催報告をする予定ですが、その際参加者が写っている画像を掲載する可能性があります。キャンプに申込される方はその旨事前にご了解ください。
  • ミニキャンプの講義の様子は、キャンプ事業の広報活動や技術啓発を目的として撮影、録音し、その内容を公開する場合があります。
  • 本事業の成果をはかることを目的として、ミニキャンプ参加後、参加者については参加者アンケートの提出を含めて、定期的にその後の活動状況についてフォローアップ調査(参加者は回答必須)させていただきます。参加を希望される方はその旨事前にご了解ください。
  • セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2017に参加した方でも、セキュリティ・キャンプ全国大会や他のミニキャンプの応募は可能です。
お問合せ窓口 セキュリティ・キャンプ実施協議会事務局
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1平河町森タワー 株式会社ラック内
Email info@security-camp.org
TEL 03-6757-0196 FAX 03-6757-0112

講師プロフィール

林 達也
はやし たつや

株式会社レピダム 代表取締役、ココン株式会社 執行役員、OpenID ファウンデーションジャパン 理事、Identity Conference ( #idcon ) オーガナイザー、ISO/TC 307 Blockchain and distributed ledger technologies 国内委員会委員。 エンジニア、コンサルタントを経て、2004年に株式会社レピダムを創業。2009年頃から主にW3CやIETFを中心としたウェブ及びインターネット技術の標準化活動に参加。研究機関等の客員研究員や所員、各省・各団体の委員等を歴任し、各種講演等を多数行う他、サイバー(ネットワーク)セキュリティに10年近く従事。近年は認証・認可技術やプライバシー分野に精通し、OpenIDファウンデーション・ジャパン理事として、デジタルアイデンティティ分野の技術者および企業コミュニティをリードしている。

井澤 賢輝
いざわ たかき

株式会社イエラエセキュリティ 解析エンジニア。数多くのソフトウェアおよび組込機器等の脆弱性診断に携わる。バイナリオタク・セキュリティオタク。セキュリティ・キャンプ全国大会2015修了生。

竹迫 良範
たけさこ よしのり

大手広告代理店専門役員、メルカリ技術顧問、SECCON実行委員長、IPA未踏IT人材発掘・育成事業プロジェクトマネージャー、OWASP Japan Advisory board、CODEBLUEレビューボード、Shibuya.pmリーダー。学生時代に日本語全文検索エンジンのオープンソースソフトウェア開発に参加。ECサイト構築を手掛けた後、卒業後ITベンチャーにて大企業向けEIP製品を開発、大規模対応と国際化(i18n)を担当する。上京し民間研究所にて中長期R&Dの傍ら、産学官連携と人材育成に携わる。U-22プログラミングコンテスト審査委員、セキュリティ・キャンプ講師を歴任。首都大学東京非常勤講師なども兼務。主な著書として、ECMA-262 Edition 5.1を読む(秀和システム)などがある。
受賞歴:2008年Microsoft MVPアワード Developer Security、2013年 情報処理学会 山内奨励賞「x86 JITコンパイラ上で任意のコードを実行する方法」。


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