セキュリティ・キャンプ2025ミニ(北海道開催)

開催概要

プログラム

募集要項

講師プロフィール

開催概要

セキュリティ・キャンプ2025ミニ(北海道開催) 専門講座 パンフレット

名 称 セキュリティ・キャンプ2025ミニ(北海道開催) 専門講座
日 程

2025年11月15日(土)13:00(受付開始12:30)~11月16日(日)16:00 (1泊2日)

場 所

北海道大学 情報基盤センター 南館 〒060-0811 北海道札幌市北区北11条西5丁目

定 員

20名 選考あり

参加資格

日本国内に居住する、2026年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童

主 催

一般社団法人LOCAL、北海道大学情報基盤センター サイバーセキュリティセンター、
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

共 催

経済産業省北海道経済産業局

後 援
(申請中)

北海道地域情報セキュリティ連絡会(HAISL)、北海道警察、総務省北海道総合通信局

協 賛

北海道情報セキュリティ勉強会、さくらインターネット株式会社

費 用

無料。ただし会場までの交通費は自己負担でお願いいたします。
 ※道内の学生・生徒を対象とした交通費支援制度があります。


プログラム

1日目 11月15日(土)13:00~17:40(受付開始12:40~)
12:40

受付開始

13:00
(20分)

『オープニング』『セキュリティ・キャンプ紹介』
 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 ステアリングコミッティ

13:20
(30分)

『情報倫理とサイバーセキュリティ』
 加藤 大希 氏 北海道警察サイバーセキュリティ対策本部 対策・官民連携係長

サイバーセキュリティに関する技術等を学ぶにあたり、情報倫理の習熟は必要不可欠です。
本講義では、サイバー犯罪に関連する法令について学ぶとともに、過去のサイバー犯罪の事例等を通じ、正しい倫理観を持って技術を活用することの重要性について御説明します。
13:50
(10分)
休憩
14:00
(150分)

『Binary Breakdown: Analyzing Malicious Code』
 首浦 大夢 氏 

この講義では、マルウェアの基礎知識を学び、実際の解析手法を体験します。
まず、マルウェアについて解説を行った後、解析に必要な分析フレームワークについても学びます。
次に、ランサムウェアを対象にした具体的なバイナリ解析手法を学び、実際の検体を解析することで、攻撃者の動機や方法を理解します。解析の過程を通じて、マルウェアの挙動を深く掘り下げ、脅威に対する対策を構築するためのスキルを養います。

16:30
(10分)
休憩
16:40
(60分)

『新スパコン見学会』

17:40

1日目終了

2日目 11月16日(日)09:30~16:00
9:00

受付開始

09:30
(150分)

『インシデントレスポンスにおけるフォレンジック入門』
 扇沢 健也 氏、 黒澤 南月 氏 さくらインターネット株式会社情報システム統括室SIRT

インシデントレスポンスにおいてインシデントの原因や影響範囲を調査する際はフォレンジック技術を活用します。本講義では代表的なフォレンジック技術を紹介します。また、フォレンジックにおける注意点やセキュリティリスクについてもお話しします。

12:00
(60分)
昼食休憩
13:00
(150分)

『攻撃者視点から学ぶサーバーの堅牢化』
 蔀 綾人 氏 株式会社フォアーゼット

受講生はLinuxサーバー及びWEBアプリケーションへの攻撃と防衛をハンズオン形式で学習したのちに、Hardeningと呼ばれる演習を通じて、Linuxサーバー及びWEBアプリケーションに行われる攻撃からサーバーを堅牢化します。本講義を修了すると攻撃者の視点からサーバーの堅牢化についての知識を得ることができます。

15:30
(30分)
『クロージング』 アンケート記入等
16:00 解散

募集要項

応募条件
  • 日本国内に居住する、2026年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童
  • 2025年11月15日時点で18歳未満の場合、本大会の参加について保護者の同意を得ていること(参加が決定した際に保護者の同意書を提出していただきます)
  • 2日間(11/15~16)通して全日程参加可能なこと
  • 応募者は、演習で使用する下記条件のPCを持参できること
     - Wi-Fiに接続可能なこと、開発環境等が動作するスペックのCPU、メモリ16GBがあること、SSDまたはHDDに20GB程度の空き容量があること
     - VSCode、または任意の統合開発環境等のエディタを導入していること
  • 応募者自身がキャンプにて使用するオンラインサービス、ソフトウェアを使用できること
     - VirtualBox、VMware等、仮想化ソフトウェアの簡単な操作が可能で、前出の仮想環境においてLinuxのコマンド操作が可能なこと
     - 参加決定後に指定のソフトウェア(Dockerなど)をインストールし、起動確認できること(詳細は参加決定後にご連絡します)
  • 応募者自身が以下のスキルがあると望ましい(有していなければ事前に学習を進めていただけますと幸いです)
     - 簡単なLinuxのコマンド操作が可能なこと
     - LinuxサーバーやWEBアプリケーションの攻撃もしくは防御に関する基礎知識を持っていること
     - SSHで演習環境への接続が可能なこと
  • セキュリティまたは、プログラミングに関して、講習を受けられるだけの基礎知識と積極的に取り組む姿勢を持っていること
  • 「セキュリティ・キャンプ2025ミニ(北海道開催) 」では、講義の録画・配信が行われる可能性があること、並びに受講生および講師の写真・動画撮影があることをご承知いただけること
  • 別途定める「セキュリティ・キャンプ2025ミニ(北海道開催)」実施規定を遵守できること
申込方法

下記の応募フォームからお申込みください。

応募フォーム

応募課題があります。
※申込内容に不備があった場合は、事務局より確認のご連絡をする場合がございます。
※申込された方には、申込受領のメールが自動送信されます。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。

申込締切

10月13日(月)16:00必着(16:00までに到着したものを有効とします)
再申し込みすることで選考課題を再提出できます。複数の申し込みがあった場合は最後の申込内容を有効とします。

参加者決定のお知らせ

審査の上、申し込みされた方全員に10月17日(金)までにメールまたは電話にて連絡します。

留意事項
  • 申込者多数の場合には、参加できないことがあります。参加者は、申込書の記入必要事項及び選考問題の回答内容を審査の上、北海道地方の方を優先に選考します。
  • 会場までの往復の交通機関や宿泊施設は必要に応じてご自身で手配(費用自己負担)してください。なお、11月15日の宿泊は主催者が手配、費用負担します。
  • 参加が決定された方には、応募条件を満たすことを証明する書類(学生証のコピーや学校が発行する在籍証明書等)、参加誓約書(参加規程を遵守する旨の誓約)、倫理行動宣誓書、その他主催者が必要と定める書類を提出していただきます。
  • 主催、マスコミ各社により、写真・動画撮影、取材などが行われることがあります。氏名・学校・顔写真などを含む受講時の様子が広報、啓発の目的で公開される場合がございます。
  • 本事業の成果をはかることを目的として、参加後アンケートや定期的にその後の活動状況についてフォローアップ調査を実施させていただきます。参加はアンケート回答必須となるため事前にご了承ください。
  • 開催当日において、息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合や、下痢の症状、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が数日続いてる場合は、現地での参加を取りやめていただきます。
  • 受講およびイベント参加中は、20歳以上であっても、飲酒・喫煙を禁止します。
  • 「セキュリティ・キャンプ2025ミニ(北海道開催) 専門講座」に参加した方でも、セキュリティ・キャンプ全国大会や他のミニキャンプの応募は可能です。
お問合せ窓口 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会事務局
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1平河町森タワー 株式会社ラック内
Email info@security-camp.or.jp
TEL 03-6757-0196

講師プロフィール

加藤 大
かとう ひろき

平成17年IT関連企業退社後、北海道警察官を拝命し、中央警察署、サイバー犯罪対策課等で勤務し、令和4年から現所属。
道内のサイバー犯罪被害防止等を目的として、講話や啓発活動等を通じてサイバーセキュリティ意識の向上に日々取り組んでいる。

首浦 大夢
くびうら ひろむ

マルウェア解析を主とした脅威インテリジェンスを行っている。
本職とは別に株式会社リチェルカセキュリティでパートタイマーの従事、セキュリティ・キャンプ協議会のメンバーとしてミニキャンプ・キャンプフォーラム・交友会の運営を行っている。
Black Hat USA Arsenal, BSides Tokyo, AVAR。セキュリティ・キャンプ全国大会(2021 受講生、2022 チューター, 2025 講師)

扇沢 健也
おうぎざわ けんや

約15年セキュリティベンダーで脆弱性診断、ペネトレーションテスト、インシデントレスポンス、フォレンジック、インシデント対応訓練などの業務を経て2023年3月からさくらインターネット株式会社にてSIRT業務。資格オタクのため保有資格が多い。CISSP、GSE、CompTIA SecuirtyXなど30以上のサイバーセキュリティ分野の資格を保有

黒澤 南月
くろさわ なつき

2019年よりデジタルフォレンジックを中心とした業務に携わり、調査・分析などを経験。
2025年6月にさくらインターネット株式会社に入社し、SIRTの一員として組織全体のセキュリティ強化と信頼性向上に取り組んでいます。

蔀 綾人
しとみ あやと

株式会社フォアーゼットにて脆弱性診断・ペネトレーションテスト・レッドチームオペレーションに従事。ベトナムのDuy Tan 大学にてレッドチーム講師を務め、国際的な CTF にて活躍する学内 CTF チーム「ISITDTU」への指導も行う。過去に多数の脆弱性を報告しバグバウンティプラットフォームにて表彰。発見した脆弱性のうち 10 件を超える脆弱性が CVE に登録される。



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