セキュリティ・キャンプ2025ミニ(香川開催)

専門講座

公開講座

専門講座

専門講座 開催概要

セキュリティ・キャンプ2025ミニ(香川開催) は9月10日(水)まで応募期間を延長します。

セキュリティ・キャンプ2025ミニ(香川開催)専門講座 パンフレット

名 称 セキュリティ・キャンプ2025ミニ(香川開催)専門講座
日 程

2025年9月30日(火)9:00(受付開始8:30)~17:00

場 所

香川大学 幸町キャンパス イノベーションデザイン研究所1階 多目的スペース
〒760-8521 香川県高松市幸町1番1号
アクセス

定 員

20名 選考あり

参加資格

日本国内に居住する、2026年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童

主 催

香川大学 情報化推進統合拠点 サイバーセキュリティセンター、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

協 賛

アライドテレシス株式会社

後 援

教育システム情報学会 四国支部、情報処理学会 四国支部、四国サイバーセキュリティネットワーク

費 用

無料。ただし会場までの交通費は自己負担でお願いいたします。


専門講座 プログラム

9月30日(火) 9:00~17:00(受付開始 8:30~)
8:30

受付開始

9:00
(20分)

『オープニング』『セキュリティ・キャンプ紹介』
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 ステアリングコミッティ

9:20
(60分)

『サイバー攻撃の現状と対策について』
 サイバー攻撃対策係員 香川県警察本部 公安課

将来、セキュリティ人材として活躍が期待される皆さんには、技術に加えて攻撃側の手口について知ることが求められます。
サイバー攻撃の事例紹介を通して、攻撃者の背景・目的・手口および対策について説明します!

10:20
(10分)
休憩
10:30
(150分)

『クラウドネイティブセキュリティ入門』
 水元 恭平氏 株式会社スリーシェイク

本講義では、クラウドネイティブ環境におけるセキュリティの基礎を学びます。クラウドネイティブの特徴や固有のセキュリティリスクと対策について、コンテナやKubernetesといった技術に焦点を当てて解説します。さらに、実際にハンズオンを通してこれらの環境に触れ、クラウドネイティブセキュリティの実践的な視点を養います。

本講義が、皆さんが将来、企業の求めるプロダクトセキュリティ人材として活躍するための基礎を築き、セキュリティ分野で自走できる人材となるための一助となれば幸いです。

13:00
(60分)
昼食休憩
14:00
(150分)

『日常に潜む脅威から学ぶWebセキュリティ入門』
 飯沼 翼氏 株式会社日本経済新聞社

皆さんは普段、SNSや動画配信サービス、ネット通販など、私たちの生活を便利にするWebサービスを当たり前のように利用していることと思います。しかし、便利なWebの世界には、私たちの情報や安全を脅かす様々な「日常に潜む脅威」が存在します。

本講義では、そのような脅威がどうやって発生するのかという視点から、Webサービスにおけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)の仕組みと防御手法を学びます。後半に行うハンズオンでは、Webサービスの脆弱性を見つける手法(脆弱性診断)を体験し、擬似的な脅威のシナリオを通じて、Webサービスのセキュリティを強化するための知識とスキルを身につけます。

16:30
(30分)
『クロージング』 アンケート記入等
17:00 解散

専門講座 募集要項

応募条件
  • 日本国内に居住する、2026年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童
  • 2025年9月30日時点で18歳未満の場合、本大会の参加について保護者の同意を得ていること(参加が決定した際に保護者の同意書を提出していただきます)
  • 応募者は、演習で使用する下記条件のPCを持参できること
    - Wi-Fiに接続可能なこと、USB(TypeA)の空きポートがあること、開発環境等が動作するスペックのCPU、メモリ残量、HDDに20GB程度の空き容量があること
  • 応募者自身がキャンプにて使用するオンラインサービス、ソフトウェアを使用できること
    - VirtualBox、VMware等、仮想化ソフトウェアの簡単な操作が可能で、前出の仮想環境においてLinuxのコマンド操作が可能なこと
    - 参加決定後に指定のソフトウェアをインストールし、起動確認できること(詳細は参加決定後にご連絡します)
  • 今回の「セキュリティ・キャンプ2025ミニ(香川開催)専門講座」では、講義の録画、配信が行われる可能性があることをご承知いただけること
  • セキュリティまたは、プログラミングに関して、講習を受けられるだけの基礎知識と積極的に取り組む姿勢を持っていること
  • 別途定める「セキュリティ・キャンプ2025ミニ(香川開催)専門講座」実施規定を遵守できること
申込方法

下記の応募フォームからお申込みください。

応募フォーム

応募課題があります。
※申込内容に不備があった場合は、事務局より確認のご連絡をする場合がございます。
※申込された方には、申込受領のメールが自動送信されます。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。

申込締切

9月10日(水)16:00必着(16:00までに到着したものを有効とします)
※締切延長しました:9月1日(月)→9月10日(水)
再申し込みすることで応募課題を再提出できます。複数の申し込みがあった場合は最後の申込内容を有効とします。

参加者決定のお知らせ

審査の上、申し込みされた方全員に9月16日(火)までにメールまたは電話にて連絡します。

留意事項
  • 申込者多数の場合には、参加できないことがあります。参加者は、申込書の記入必要事項及び応募課題の回答内容を審査の上、四国地方の方を優先に選考します。
  • 会場までの往復の交通機関や宿泊施設は必要に応じてご自身で手配(費用自己負担)してください。
  • 参加が決定された方には、応募条件を満たすことを証明する書類(学生証のコピーや学校が発行する在籍証明書等)、参加誓約書(参加規程を遵守する旨の誓約)、倫理行動宣誓書、その他主催者が必要と定める書類を提出していただきます。
  • 主催、マスコミ各社により、写真・動画撮影、取材などが行われることがあります。氏名・学校・顔写真などを含む受講時の様子が広報、啓発の目的で公開される場合がございます。
  • 本事業の成果をはかることを目的として、参加後アンケートや定期的にその後の活動状況についてフォローアップ調査を実施させていただきます。参加はアンケート回答必須となるため事前にご了承ください。
  • 開催当日において、息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合や、下痢の症状、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が数日続いてる場合は、現地での参加を取りやめていただきます。
  • 受講およびイベント参加中は、20歳以上であっても、飲酒・喫煙を禁止します。
  • 「セキュリティ・キャンプ2025ミニ(香川開催)専門講座」に参加した方でも、セキュリティ・キャンプ全国大会や他のミニキャンプの応募は可能です。
お問合せ窓口 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会事務局
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1平河町森タワー 株式会社ラック内
Email info@security-camp.or.jp
TEL 03-6757-0196

専門講師プロフィール

水元 恭平
みずもと きょうへい

Windows環境でのアプリケーション開発を経験後、現職でセキュリティエンジニアとして顧客企業への技術支援に従事している。専門分野はコンテナ・クラウドセキュリティとKubernetes。
O'Reilly書籍「Container Security」監訳(2023年)
セキュリティ・キャンプ全国大会講師(2024年、2025年)

飯沼 翼
いいぬま つばさ

株式会社日本経済新聞社 CDIO室 セキュリティチーム所属。プロダクトセキュリティの専任者として、日本経済新聞社が運営するプロダクト全般のアプリケーションセキュリティ領域を主に担当。セキュリティベンダーでの経験を経て現職。趣味は脆弱性のリサーチ活動で、これまでにブラウザやOSS、Webアプリケーションに関する多数の脆弱性を発見。セキュリティ・キャンプ全国大会2014修了。CISSP。



公開講座

公開講座 開催概要

セキュリティ・キャンプ2025ミニ(香川開催)公開講座パンフレット

名 称 セキュリティ・キャンプ2025ミニ(香川開催)公開講座
日 程

2025年9月29日(月)13:00~17:00(受付開始 12:30)

開催方式

ハイブリッド開催
オンライン配信、現地参加が選択可能です

会場
香川大学 イノベーションデザイン研究所1階 多目的スペース
〒760-8521 香川県高松市幸町1番1号
アクセス

定 員

100名

参加資格

どなたでも参加できます
(企業でセキュリティやITを担当する若手職員、マネジメント層、理工系大学・高専・高校の生徒及び教員、その他セキュリティに関心がある人)

主 催

香川大学 情報化推進統合拠点 サイバーセキュリティセンター、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会

後 援

香川県警察、教育システム情報学会 四国支部、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)、情報処理学会 四国支部、四国サイバーセキュリティネットワーク

協 賛

アライドテレシス株式会社

費 用

無料

申込方法

こちらの応募フォームからお申し込みください。

※後日主催者よりオンライン入場方法をメールにてお知らせします。
※申込内容に不備があった場合は、事務局より確認のご連絡をする場合がございます。

申込締切

9月24日(水)17:00必着 ※定員になり次第締め切り

お問合せ窓口

香川大学サイバーセキュリティセンター
TEL:087-832-1292 E-mail:sec_minic_kgw-h@kagawa-u.ac.jp


公開講座 プログラム

12:30 受付開始
13:00
(5分)

『開会挨拶』 後藤田 中氏(香川大学サイバーセキュリティセンター センター長)

13:05
(30分)

[講演1]『サイバー空間における脅威の情勢とその対策』
 濱田 直樹氏(香川県警察本部サイバー対策課警部補)

サイバー空間が従来にも増して社会経済活動を行う重要な公共空間となる一方で、全国的にランサム攻撃や情報窃取を気とした不正アクセス事案が 後を絶たず、県内でも、インターネットバンキングからの不正送金やSNSを利用した投資・ロマンス詐欺で甚大な被害が発生するなど、サイバー空間を めぐる脅威は極めて深刻な状況にあります。こうした最新の脅威情勢やその対策について学び、皆さんの周りから被害者が出ないようにサイバー防 犯意識を高めましょう!

13:35
(20分)

[講演2]『地域とつながるサイバーセキュリティ ― 香川大学SETOKUの取り組み』
 香川大学サイバー防犯ボランティア「SETOKU」

SETOKU(Security Team Of Kagawa University)は、香川大学の学生によるサイバー防犯ボランティア組織です。若者ならではの視点を活かし つつ、「安心安全な地域社会」の実現を目指した多様な活動を地域と連携して展開しています。香川県警察様、JC3様、トレンドマイクロ様などの様々な 団体と協力して、活動しています。またフィッシングサイトの監視ツールをSETOKUメンバーが開発し、効率的なフィッシングサイトの通報・監視を実現 しています。本発表では、SETOKUが開発した教材を活用した小学生に対する教育活動、フィッシング詐欺被害防止のための浄化活動、SNSやイベン トでの広報啓発活動などのSETOKUの取り組み事例を紹介します。

13:55
(10分)
休憩
14:05
(60分)

[講演3]『フィッシング対策に係る産学官の共同研究について』
 松ヶ谷 新吾氏(トレンドマイクロ株式会社サイバーセキュリティ・イノベーション研究所スレット・インテリジェンス・センターシニアスレットリサーチャー 兼 香川大学 創造工学部 橋本研究室 協力研究員)

本講演では、トレンドマイクロのJC3における産学官連携の取り組みを通じたフィッシング分析とその対策について詳しく解説します。まず、フィッシン グ攻撃の現状とその脅威を背景に、産学官が協力して行ったフィッシング分析の具体的な成果を紹介します。次に、これらの分析結果がアカデミアに どのように貢献しているのか、特に研究の観点からの影響について考察します。最後に、フィッシング分析と対策の今後の展望について議論し、今後の 研究や実践における方向性について提言を行います。この講演を通じて、産学官連携の重要性とその実践がもたらす知見を共有し、フィッシング対策 の強化に向けた一助となることを目指します。

15:05
(10分)
休憩
15:15
(15分)

[講演4]『世界最前線のサイバーセキュリティ:Black Hat & DEF CON 2025参加報告』
 三宅 宏季氏(株式会社STNet セキュリティサービス部)

2025年8月にラスベガスで開催されたBlack Hat USAとDEF CON 33に参加し、最新の攻撃手法、脅威インテリジェンス、セキュリティトレンドを体 感しました。本講演では、現地で得た知見や注目のセッション、業界の動向についてご紹介します。

15:30
(15分)

[講演5]『国際女性CTF「Kunoichi Cyber Game」参加レポート』
 佐藤 鈴佳氏(株式会社STNet セキュリティサービス部)

2024年11月14日(木)、29歳以下の女性を対象とした国際CTF「Kunoichi Cyber Game」が開催されました。 本イベントでは日・米・英・欧州の4チームが参加しており、CTF前後では様々な交流の機会も設けられました。 日本チームのメンバーとして参加しましたので、競技や交流イベントの内容を紹介します。

15:45
(20分)

[講演6]『特殊詐欺体験アプリを用いた初年次教育の実践例の紹介』
 後藤田 中氏(香川大学サイバーセキュリティセンター センター長)

近年、特殊詐欺の被害が深刻化し、若年層にも拡大している。香川県でも被害が急増し、警察官を騙る巧妙な手口が目立つ。本研究では香川県警と香 川大学が連携し、LINE上で詐欺手口を疑似体験できる特殊詐欺アプリを開発した。サイバーセキュリティセンターの活動紹介と香川大学での初年次 教育での実践等について報告する。

15:05
(10分)
休憩
16:25
(15分)

[講演7]『フィッシング詐欺の最前線と対策 ~JC3の取り組みと学生参加型プロジェクトの紹介~』
 八子 浩之氏(JC3金融犯罪対策グループ主査 ㈱みずほ銀行)  河田 芳希氏(JC3金融犯罪対策グループ副主査 トレンドマイクロ㈱)  久保田 亜紀子氏(JC3会員)

巧妙化が進むフィッシング詐欺は、個人や企業に深刻な被害をもたらしています。一般財団法人JC3(日本サイバー犯罪対策センター)は、実在する フィッシングサイトの報告を通じて被害の未然防止を目指す「フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ・チャレンジマラソン」を実施しています。本発表 では、JC3の取り組みに加え、近年のフィッシング詐欺の動向とその対策について紹介します。

16:40
(15分)

[講演8]『セキュリティ・キャンプ紹介』
 齋藤 徳秀氏(一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 地域連携グループ)

IT化・DXが進んでいる昨今、社会を取り巻く脅威は多くの企業や業態において身近なものとなっています。そのような中で、社会的な課題として、情報 セキュリティ人材の不足や情報セキュリティに関する知識の普及が急務となっています。本講演では、セキュリティ・キャンプ協議会が実施している、人 材育成事業がこれら社会的課題に対してどのような効果をもたらすかについて、紹介していきます。

16:55
(5分)

『閉会挨拶』 竹原 一駿氏(香川大学サイバーセキュリティセンター 副センター長)



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